講演会

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol8

「誓い」 私たちは現在介護の仕事に携わっています。崇仁が亡くなる2週間程前に訪問介護の事業所を立ち上げたばかりでした。それまで介護職につくなど考えたことはなかったのですが、崇仁がお世話になっていたヘルパーさんの仕事ぶりに […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol7

「突然の別れ」       崇仁が死と隣り合わせであったことを、何年も忘れさせてくれるほど、元気に過ごしていました。風邪で点滴を受けることは時折ありましたが、死を意識しなければならことは、何年もありませんでした。 妻から […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol6

「崇仁を幸せにするために、自分も幸せになる。」 自分も幸せになるために、2つ意識してきたことがあります。 一つ目は、「感謝心をもつ」ことでした。 先生から次のように教えられました。ご紹介します。 この世で生きていく上で最 […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol5

次に崇仁を幸せにするために 具体的にとった行動をお話しします。   まず、苦痛をやわらげ、安楽な状態を心がけました。  私にできることは、平日の夜と休日にとにかく抱いてあげることでした。身体を自由に動かせず、同 […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol4

「家族3人での生活をスタート・・・」      私は、崇仁と肌で接する時間が増すにつれ、父としての愛情と感情が、自然と伴ってきました。 その頃の妻は、崇仁との生活を楽しんでいるものの 気を休めることが、できない状態でした […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol3

「退院させるかどうか・・・」  NICUでは私が抱けるのは、休日の1時間程でした。平日は妻が撮影したビデオ映像を見て、息子の様子を、聞けるぐらいで、頭では自分の子どもとわかっているのですが、抱ける時間が、あまりにも少ない […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol2

「誕生」 生まれてきて、重度障害をもっていることがわかりました。四肢麻痺 嚥下障害 胸部形成不全 そして、ペナ・ショッカー症候群という聞いたこともない病名でした。その中でも病気の程度は重度で、余命3ヶ月程と言われました。 […]

第10回 赤ちゃんと子どもの死を考えるセミナー2012 vol1

本日は、崇仁への思いと、私の心の支えとなった考え方を中心に、話を進めていこうと思います。それでは、宜しくお願いします。   講演をお受けするに当たって、崇仁が生まれてきてからのことを、改めてじっくり振り返りまし […]